2019/12/02 |
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舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage – track.1 – が楽しかったので感想を書きます #ヒプステ

18,000円(グッズ付き)のチケット一択でどよめきを呼んだヒプステのライブビューイングに行ってきました。めっちゃ楽しかったので、ざっくりですが感想を書き残します。

はじめに/ヒプマイとわたし

正直なめてかかっていたというか、出演キャストがほぼ観測範囲外だったせいもあって評判とかも聞いてなかったので、いざ蓋をあけてみたらシンプルに楽しかったのでたまげてるんですよね……。なにあれ。すごいわ。

ダイジェスト映像だけでもいいから観てくれ!!目がチカチカするかもしれないけれど!

ゲネプロレポートもいくつか。

さて、わたしはドラマCDの類が苦手なので、『ヒプノシスマイク』という作品の知識は一部の楽曲+α程度です。
漢字が難しいのでキャラクター名も明確には覚えていません。ざっくりとしたキャラの関係図は知ってる(昔はチームを組んでたとか、兄弟とか、幼馴染とか)。ニワカ知識しかないけど、たぶん、有栖川帝統さんあたりが好きだと思います。あと伊弉冉一二三さんと、観音坂独歩さん。(名前は検索してコピペしました)。
各 Division で一番手、二番手、三番手がいるっぽい?こともふんわり知ってる。大阪に髪が緑色の市丸ギンがいて笑っているし(市丸ギンではない)、あと来年メットライフドームでライブをすることも知っているけど、メットライフドームなので近寄りたくありません。残念です。(?)
年明け以降、メットライフドームでライブする作品がやたらあって「マジか」って顔してますけど、本当にメットライフドームはやってるよね……。わたしは大嫌いだよ……。

あとは、「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」はわりかし好きなのでよく聞いてます。ペンは剣よりヒプノシスマイク!

ということでニワカ of ニワカの状態で観てきたんですが、とても楽しかったんですよね。正直、グッズ無しチケット売ってたら買ったし、今も売ってほしいです。
とはいえ、さっき公式サイトを見たら次回作も結局グッズ付き18,000円しかなかったし次回のシンジュクとシブヤなんか18,000円でも完売余裕でしょって感じなので、ヒプステについてはもうこの姿勢を貫くんだと思いますけど……(まぁ次のタイミングでグッズ無しチケット作っちゃったら燃えるどころじゃすまないもんね……)。

ヒプステくんは発表時から「声優×ラッププロジェクトなのに」って燃えたり、原作公式が「声優×ラップ」の部分をサイレントで修正して燃えたり、チケット代が18,000円一択だったので重複当選が出まくって大騒ぎ(?)になったり、もともと着火燃料たくさん持ってる作品(※偏見を含みます)(怒らないで)だったので常に大荒れしてた印象だったのですが、座組が一丸となっていいものを創り上げるためにひたすらにがむしゃらにやっていたんだなぁと感じました。
2.5次元舞台の中でプレッシャーがゼロの作品なんてほぼないと思っていますけど、ヒプステに関してはその中でもグラビティ(重圧)がなかなか高かったのではないかなーと思います。

どんなに2次元も2.5次元も何でもござれ平気ですっていうオタクでも全員が「解釈違いありません」というわけにはいかないでしょうけど、一つの作品としては素晴らしかったです。うらやましい。

  • パンフレットに楽曲のセットリストが載っている
  • メイン曲「Gimme The Mic」を大千秋楽後のよく0時から配信解禁
  • スクリーン+映像の演出がうまい
  • ちゃんと、全員、”””本物”””

あたりはヒプステくんのほめるべきところ。ちなみにライビュのカメラ(どっちかっていうとスウィッチャーかな)は下手気味だったけどまぁ「本当にクソ」というわけでもないのでギリギリ及第点です。マジでギリギリだけど。

あと、有料ですがニコ生配信もしていたようなので、曲を試聴したりダイジェストを観たりして、もしヒプステが気になった人は見てみるといいです。3,500円くらい(ライビュと同額くらい)で観れます。
チケットの販売は12/15(日) 、視聴は12/16(月)までです。

音楽のこと

これほかの舞台も見習ってほしいんですけど、大千秋楽翌日0時からオープニングやダイジェスト映像でも使われているメイン曲が配信されています!!!

この曲、マジで本当にいいと思ったので全人類聞いて!舞台用のリリックからの「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」へのつなぎアレンジがめっちゃかっこいいんだよ!

ヒプマイの代表曲ってやっぱり「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」だと思うんですけど、あれの原曲ってブクロ・ハマ・ジュク・シブヤの4Divisionメンバーで歌ってるやつだから、今作じゃそのままじゃ歌えない。でも「ペンは剣よりヒプノシスマイク」は舞台でも言いたいよね~~~そうだよね~~~って感じ。

今回はあえてダイジェストムービーも観ずに言ったので、各 Division のラップからこの曲につながった時は「天才!!!!!」って叫びそうになりました。いやーーーーー本当に、すごいよ(編曲じゃなくて、この場合はマッシュアップ?リミックス?かな?ちょっとわかっていませんが)。

ラップバトルや歌唱シーンは完全に生歌(歌?)ではなかったけれど、これは「ライブ」ではなく「舞台」であっていかに芝居をするかのほうが大事だから、それはそれでありかなと思います。銃兎さんが一番しんどそうだった。早口多かったもんなー。

1幕がお芝居で2幕がライブっていう刀ミュ風の作りでしたけど、2幕専用の曲があるわけでも、衣装が変わるわけでもなかったですね。とはいえ、1幕は基本的には静かに観ていないといけないので、改めて「騒いでいいよ!」っていう時間を作ったのはいいなーと思いました。
2幕のマイクが普通のやつだった(ヒプノシスマイクじゃなかった)のは、2幕はあくまでも「ライブ」であって「バトル」ではないからかなーとか思いましたがあってるかな。よくわかりませんが。

お話/演出のこと

先述の通りでニワカ of ニワカなもので CD のドラマトラックだけに飽き足らずコミカライズとかもノーチェックなのですが、原作に続くストーリーの手前、語られていなかった物語をうまいことやっていたんじゃないかなーという印象です。
しかしまぁ、「クソがー!!!!!!」って叫んで許される舞台も、親指下に向ける「Go To HELL」なハンドサイン連発して許される舞台もそうそうないですよね笑。楽しいですね笑。

ヒプノシスキャンセラー(?)は舞台オリジナルの設定かな?と解釈していますが、その解釈があっている場合、原作とかコミカライズに影響でないかな?大丈夫かな?という謎の心配は若干……。心配してもしょうがないことだけれど……。

このプロジェクトが発表されて演出が植木豪さんだってなったとき「ラップバトルじゃなくてダンスバトルになるんじゃ」みたいなことが頭をよぎったりもしたのですが全くそんなことはなく、ちゃんとラップバトルが開催されていました。
ダンスはダンスで作中の要素として存在するんだけど、ストーリーを邪魔しているわけでもないし、各 DIvision ダンスの分量が違うのもよかったし、Buster Bros!!! が一番ダンスの分量が多いような気がしたのも割と好きです。MTCはあんまり「ダンス」っていうイメージなかったので。

あと、リリックとかスピーカーの映像演出を可動式のスクリーンでうまいこと表現する演出も好きでした。あぁいうのに弱いんだなぁ~わたし。
加えて、一郎と和聖の曲の時の映像と振り付けがぴったり合ってるやつも最高でした。あれもプロジェクションマッピングですよね。あそこまで美しく映像と合わせるのは大変だったろうなぁと思うと、彼らの努力が目に取れました。

ブクロ(Buster Bros !!!)の話

Buster Bros!!! の「b」の手文字、「おそ松じゃん……」と思ってしまってごめんなんですけど、同じこと考えた人はいると信じています。
二郎が1幕ではマイク右手持ちで2幕では左手持ちだったんですけど、あれは「b」をちゃんとやるためにあえてだったってことでいいのかな?確か、二郎だけ利き腕違うのよね?(※ちゃんとは調べていません)つーーーか普通に二郎くんてばダンスが上手。びっくりした。

一郎がマイク持ってる時の腕の高さとか「b」の手を掲げてる時の腕が原作に忠実すぎてすごかった……兄ちゃんかっこよかったな~~~~。

二郎役の松田昇大くんはもともとああ言う声なのか、頑張りすぎて喉やられてるのかは判断がつきませんでしたが、ヒプステは普通の舞台より喉使うから大変そうですね。でもじろちゃん好きですよ。ダンスもうまいし。

ブクロについては二郎も三郎もラップ以外の活舌が怪しいとこありましたけど、ラップは見事やってのけてたのでチャラです。

ハマ(MAD TRIGGER CREW)の話

顔がいい。銃兎のスタイルが二次元。

サマトキサマ(阿部顕嵐くん)が……すごくよかった……見事にヤクザ……。いや本当にね、サマトキの何がよかったって、1幕の芝居ももちろんですけど2幕で客席降りしたときライビュカメラのド真ん前に来たのに一度もカメラ目線しなかったところと、いっちばん最後のカテコ(スタオベ後のやつ)で履けるときまで笑顔を見せることもなければ客席に向かって手をふることもなかったところです。キャラを貫くって難しいと思ってるので、彼は見事に貫いてて素晴らしいなぁと思いました。
あと、サマトキが2幕で曲が終わった瞬間に小指につけてたリングライトにちゅーしたのもよかった。あれは”””わかってる”””やつだった。天才のしぐさなので100億点。わからん、「サマトキはあんなことしない!!!!!」ってオタクがいたらごめんな。ワイは「いいぞいいぞ」と思ったんや。

MTCには、この作品の中で知っていた数少ない役者として毒島メイソン理鶯役のバーンズ勇気くんがいたのですが、イヤ本当に頑張ってたわ……よくぞ勝ち取ってくれた。去年だか一昨年くらいに、LDH主催のVBA(Vocal Battle Audition)のラップ部門に参加して最終まで残っていたのが記憶に新しいですが、得意なことを活かせる役にたどり着けて何よりです。
2020年1月にはまさかの「舞台天才てれびくん」がありますけれど2002~06年くらいまで天てれ大好きだったので、当時観ていた子たちが活躍している場を観れるのはうれしいことです。

曲に関していうと、ハマのときのビートボックスもすごかったですね。あれやってるときは後ろに流れる音楽もなくラップもすべて自力でなんとなしなければいけない演出だったので、なんかこう「MTCの強さ」みたいなものを見せつけられた気がします。

あと、これはラップとかその辺の話にあまり影響ないんですけど、サマトキもジュートもタバコの持ち方が下手くそで笑いました。面白かったな。

アカバネ(North Bastard)の話

アカバネはチームとして、個人として、芝居のクオリティが一番高かったと思っていて、何なら一番度肝を抜かれたのはアカバネでした。

とにかく堂庵和聖役・岸本勇太くんの芝居が素晴らしくて素晴らしくてな……!彼のお芝居を観るのは初演のBプロぶりなんですけど、マジで芝居がよくてびっくりしました……。いろいろあって次回作の薄桜鬼とかちょっと興味があるので、行こうかなとすら思っています……(原作を知らずに軽率に舞台に生きたがるシリーズ)。
あと「Gimme The Mic」の時のU.S.A.っぽいダンス好きです。似合ってる。

舞台オリジナル Division って、ブクロやハマとまた違うタイプのプレッシャーすごかったでしょうけど、3人とも名演技でした。本当に芝居が素晴らしかった。
かといって、これを原作に逆輸入するといろいろ崩れてしまうでしょうから、あえてアカバネは舞台上のみに存在する Division であってほしいなーと思います。

ただ、岸本くんの芝居が素晴らしいのと同時に、蛇穴健栄役の松浦 司くんの静かに狂ってる感じもとてもよかった。海外ドラマをよく見る手前、狂いがちな研究者とかはよく目にするんですけど、それに勝るとも劣らない感じで最高だったし、狐久里梁山役の南部海人くんのキツネ感もよかったです。
わたし個人としては動物としてのキツネが大好きなので「キツネ=都合のいい方につく卑怯者」とか「腰ぎんちゃく」という印象があることも、今作においてそういう描かれ方だったのは残念ですけれど、彼が演じる「”卑怯者”として描かれるようなキツネ」である狐久里の芝居は嫌いじゃないなーと思います。3回戦でブクロに負けたけれど、狐久里は今後もあぁやって強いやつに取り入って生きていくんだろうなって思いました。

個人的には和聖の今後が気になるよね……本当にいい芝居をしていたので……。
憶測の話をしますけどシブヤとジュクの話(track.2)のあとで決勝の話(実際にジュクが勝ったやつ)までやりきって、その後オオサカとナゴヤの話も視野に入れていて、全 Division が出そろったらライブステージか何かやりたいと思っているんでしょうきっと。もし本当にそれをやるとなったときには、アカバネにもぜひ参戦してもらいたいなーと思います。どこまで考えてるか知らんけど。

おわり

ざっくりとは書けたかな……。本当に本当に予想をはるかに裏切る楽しさだったので、track. 2 もぜひとも観に行きたいところです。シンプルに楽しかったんだよ~~~。
刀ミュと公演期間がどっかぶりなのでどうしたものかと今から頭をひねっています(なんだかんだで刀ミュも1回は観ているので)。

もう1回、ニコ生配信のURLを貼っておきますね。ぜひ観てみてください。

メイン曲「Gimme The Mic」はこちらを。

公式サイト

アーイ!(おしまい)

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