2017/07/04 |
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劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『天下無敵の忍び道』/観劇メモ(感想)まとめ

怒涛の3日連続忍びの舞台の2つ目です。
このために神戸に飛びました(さすがに一泊した)(なお、神戸滞在時間は約24時間)

はじめに

言ってしまえばすごいものを観た!!!!!の、一言につきます。結論は「すごい」。ボキャなんてないぞ。
めちゃめちゃ感動したし、これは本当に本当に、上演が東京神戸合わせて8日間13公演かつライブビューイングをしないのがもったいない……!全世界全人類が損しているよ……!
ほんとね、観終わった直後とか、素晴らしすぎて言葉が出なかったんですよ。予算がある舞台はすごい!!!(台無し)

今回、完全に興味本位でチケットを取ったので(そもそも取れると思ってなかった)、すみません、わたしプリンセスでも全国の春歌ちゃんでもなくて、ゲームもやったことないしアニメも1期で離脱してて、各キャラクター名やなんとなくの相関図、あとCVは知ってます、曲もいくつかは聞きました、みたいな感じで なので「そんな奴が観に行くな!!!!」と言われてしまうとなんも言い返せないし、そんな人間が書いている記事ですから、劇団シャイニング地雷だったり原作知らねーやつ地雷だったりする人は回れ右推奨、また、もう終幕している舞台ですので、ネタバレなどは全然気にしていません。円盤まで待つ人はご注意を。

うたプリさんの公式サイトや各うたプリ関連プロジェクトのキャンペーンサイトはセンスよくて大好きです。よくソースとか見させてもらってます()

ゲネプロレポート:

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お話のこと

さて、何から書き始めたらいいんでしょうかと迷いながらスマホぽちぽち打ってますが、いつもの感じでお話→オープニング→殺陣/演出→キャラ/演者みたいな感じでいこうかなと思います。

うたプリをほぼ知らないわたしでもすんなり入り込めるストーリーで、回収し損ねている伏線などもなく(と、個人的には思っている)、ものすごいしっかりした美しき2時間でした。あまりに素晴らしい舞台すぎて、この舞台をもう1回体験したすぎ&反芻したすぎて、こんなにライビュがないことを悲しんだことはない……。
なぜやらないんだ本当に。何度でも言うけど世界が大損しているよ。

この際だから曲も聞かずドラマCDからの情報も仕入れずに行ったろ!と思って神戸入りしたのですが、予習いらんかった!全然要らなかった!
前知識などなくても楽しかったし劇団シャイニングというのを抜きにしてもめっちゃ面白いお話だったので、「は?????(キレ芸)」って感じだった(早乙女流はともかく、謝意忍具流ってところだけはどうしても当て字がすぎるので笑いそうになるのは謝っておきます。ごめんなさい)。

もしかしたら、このキャラはこんなんじゃない、みたいなものもあるのかなぁとぼんやり思ったりはしますが、さわり程度の知識しかないのでその辺は割愛します。

誰かから見た”正義”とそれぞれの想う”仲間”の話

今回のお話は、誰の視点で観るのかというのがキモかなーとぼんやり思い返しています。
終盤はもう客席のあちらこちらからズビズビ聞こえてきました。隣の人も泣いてた。気持ちはわかる。
上演中は、単純に忍びだぜ!修行だぜ!敵だぜ!ピンチだぜ!ガンバルぜ!、というだけじゃないのがいいなぁと思いながら観てました。それぞれの過去、仲間の死、裏切り、などなど。

“敵の敵は味方”、そして早乙女流と謝意忍具流は好敵手ってところを主軸に持ってきているから、どちらの流派もそこまで悪には見えないし、今回のシナリオとしては羅刹流が悪(残酷)なわけです。
けれど、最終的な謝意忍具流の目的は姫を”殺す”ことだから、謝意忍具流だって別の視点から見たら完全なる悪(残酷)に値するわけですよね。

各流派の面々にしても、仲間(相棒)と一緒に強くなる、国に帰る、任務を遂行する、仲間を守る、と4通りの正義だったり目的があるから「あーーー気持ちはわかる(けどそれは違うと思うなー)」とか、「わかるーーーーーー」とか、お芝居を観ながら見方や気持ちがころころ動く作品でした。

もちろんそれは羅刹流に対しでも共通事項で、羅刹様第一主義の信羅と信羅のためにチカラを尽くしたい大羅と、相手のことを想っているのは同じなのにそれが相手に届かない切なさみたいなものもありましたね。
羅刹流は、その生き様がとても美しかったな……。

とりあえず今は台本付きのCDを探さねばなぁと思っているところです。収録の尺とかも全然違うっぽいし、特典の台本読んで舞台との違いとかを知りたい。

オープニングのこと

何がしかの舞台を見に行く時、一番注目するし一番真剣に観ていると言っても過言ではないオープニングですが、んも~~~~~~~~めっっっっっちゃくちゃかっこよかった!かっこよすぎて!!!!!涙が出た!!!!!
(わたしの中で、観劇でこの舞台は素晴らしい…と確信できるかどうかは、オープニング観てたら涙が自然と流れるかどうかにかかっている)

上から4本布を垂らして、それを音也衛門たちが1本ずつ斬って落とすとそこに才念先生と羅刹流がいたやつめっっっっっっちゃかっこいい!!!!!(ありましたよね……?夢かな……もう記憶がおぼろげ)

やっぱ、舞台におけるOPって心底大事だと思います……。
お客さんの心臓を鷲掴みできるかはオープニングにかかっている。

殺陣のこと

忍者かっけーんだよなーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!は~~~~~っ!!!!!!知ってたけど、知ってたけど、忍者って、かっこいいんだよなーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

と思ってパンフ見てたら(8800円のS席の特典が物販で売ってる2500円のパンフレットって太っ腹すぎて意味がわからないですよね)、アクション指導が我らがJAE(ジャパンアクションエンタープライズ)だったので、「そりゃ好きなタイプの殺陣じゃんな~~~!!!!忍者かっけーーなーーー!!!!!」って五体投地になりました。
そうだよな、東京公演、Gロッソだったもんな!!!総本山だよな!!!!!(?)

短刀、体術、一刀流、二刀流、大槍と、それぞれの戦い方が交わる瞬間と言うのはゾワッとします。特に椎名鯛造氏!!!!!!!!!!!!(後述)

何に申し訳ないとは言わないけど、殺陣がすごいってこういうことを言うのよ。

演出のこと

とにかくもう「これGロッソ映えしたでしょう!!!」というのがいくつも。あ~~~上から縄垂らして「ススス~~~~ッ」て降りてきてほしすぎたな~~~~!!!!!なんたって忍者だしな~~~~!!!!!
(Gロッソでの演出がどーだったかは知りません)

そしてわたしの大好きな照明を使った瞬間移動と言いますか、照明を客席に向けて目眩まししつつ暗転して、舞台上で何が起こったかわからないように一瞬にして移動してのける演出が何度もあって!!!!問答無用で好きです~~~~!!!!って感じ(ゴーカイチェンジとかでよく使ってたやつだよ)。
特に一番最後の!!4人が舞台の中心でジャンプする→客席に照明+舞台暗転→4人消えてる、あの演出~~~!!!!だいすき~~~!!!!!!!!!!!
あれで舞台を〆たときは「メインビジュアル!!!!」と叫びそうになった。危なかった。周りにご迷惑がかかってしまうところだった。
いやもう、ほんと、これGロッソで観るの、楽しかったろうな……!観たかったなぁ……!

というかGロッソでやったもの(おそらくは自由度の高いGロッソでやりやすく作ったもの)を、広さも仕様も仕掛けもまるで違う神戸オリエンタル劇場で見事やってのけるってどう考えてもすごいですよ。
場当たり1日じゃ絶対上手くいかないはずだし、稽古中、Gロッソとオリエンタル劇場でバージョン分けて練習とかしたのかな?????わかんないけど。
なので、円盤にはできれば東京版と神戸版の両バージョンを収録してほしい……ほんとに、これ多分全然印象違うと思うんですよね……!
さらにわがままを言うなら全景も入れてほしいけど、各地2種ずつの収録なんて円盤の容量的(物理的)に無理な話だと思うので、とりあえず全景はなくてもいいから東京/神戸が両方収録されるならBlu-ray買います。

映像(あれもプロジェクションマッピングと呼んでいいのかな)と4枚の襖を駆使して、各流派の本拠地や修行場などなど、場所を変え戦い方を変え、下手で襖の奥に行ったと思ったら上手の袖から出てくる、みたいな……。語彙力がないんだけど、めっちゃかっこよかったんだよ……
あの襖ってGロッソでも4枚だったんかな。ステージの横幅的に2枚か3枚が限界な気がするけどな(目測だからわかんないけどな)。

あとこれ演出とは違いますが、影ナレも豪華でしたね。
開演前は参加してなかった真影が終演後はちゃんと参加している(謝意忍具流がメインで喋っている)のはいいなーと。
影ナレって日替わりで一人ずつ、とかが多い印象なので、みんなでやってくれるのも(そしてそれが芝居の内容を反映しているのも)またいいですね。

お金(予算)がある舞台って最高だーー!!!!!!!(台無し)

ライブパートのこと

キンブレ持ってきゃよかった~~~~。
で、各キャラソン(仮)の発売はいつかな???

と言いつつ、初代が歌ってないもの?を二代目だけで歌ってCDないし配信で売ったりするのかな……というのは少し気になるんですけどどうなんでしょうか。
フル尺で歌ってたわけでもないし、このまま舞台上(円盤)のみで聞いてねってことにするんだろうか……方針としてはわかるけどい非常にもったいない。

セシル丸の2曲目が好きだし、4人でダンスしてるときのセシル丸さんがね…………「本物だァ…………」って思った瞬間が多々あってね…………恐ろしさすら感じましたね…………。

ライブパートの一番最後に「天下無敵の忍び道」と歌って〆ていましたけど、あれの原曲だけは配信しているのでじっくり聞いてみたら、あの、歌詞めちゃくちゃいいですね……。
2番サビの「次の世では歌い合おう」って歌詞はトリハダがたちました。ヒィ~~~ッ……

あとあと歌を聞くと、早乙女流の必殺技はどっから持って来たのかなぁとか思ったりしますが(翔ノ介が変わり身の術を使ってるけどその辺にお芝居で触れてたのは謝意忍具流だったなぁとか)、その辺はドラマCDを聞いてからまた考えたいなーと思います。

キャラクターのこと

この手の作品群ではもはや禁断の領域、禁忌(だけれども手を出したい人たちがたくさんいただろう)とも呼べる『うたの☆プリンスさまっ♪』の舞台化(あえて舞台化って書きますけれど)、演者各位が各キャラクターの人生を歩むと決めたこと、バックグラウンドも何も知らないわたしが言うのも軽々しいのでしょうがプレッシャー半端なかったのでは、と心底思うので、このプレッシャーの中で各キャラクターを生き抜いた彼らにはもう盛大な拍手を送りたいです。

しかし、再演(二代目)というのは上手いこと言いましたよね……!あくまでも出演するのはプリンスたちではなく、プリンスたちの後を継ぐ二代目なのだという、ホント、このプロジェクトが発表されたときは「なるほどな!!!!!」しか言えんかったし、「思いついた人天才!!!!!」と思いました。

ただ、その中でも各プリンスたちのバックグラウンド(翔ちゃんが昔は体が弱かった話とか、音也が施設育ちっていう話とか)をさりげな~~~くそれとな~~~く入れてるのも上手いなーと。
まーさまのバックグラウンド知らないんですけど、あの”何もかもを捨てなければならなかった”みたいなところに何かしらあるんですかね?誰かレクチャーしてくれ。頼む。

謝意忍具流も早乙女流もお互いにバチバチしながら各流派内でもバチバチしてて、開演冒頭ではおおう要素盛るねぇと思ってましたが、観終わってみればだからといって胃もたれ起こすようなこともなく、2時間があっという間だったなぁ。

音也衛門(演:小澤廉)のこと

顔がきれい……。
あと笑顔が本物で、嘘がつけないというか、裏が無いんだなって感じする。笑顔の時と戦う時のキリッとした顔のときとのギャップが最高。
セシル丸の回想で鶴折ってる音也衛門めっちゃかわいらしかったな〜〜〜。

よいシーンたくさんありましたが、わたしは冒頭の

才念先生「我々の作戦がバレておる。ことごとく先回りされている」
音也衛門「カンが鋭いのかな!?」

がめっちゃ可愛らしくて好きです。
この短いやり取りでも、100%そう考えてるっていうわざとらしさが微塵も感じられない人となりみたいなものが、人を惹きつけるんだろうなぁ、と思えたというか……うまくいえませんが。

謝意忍具流はカーテンコールで出てくるときもソデにはけるときも常にキャッキャッしててかわいかったな。いろいろあったけど、年子の兄弟みたいな2人の関係値が見ててとても心地よかったです。
音也衛門がちょっとでもひねくれた部分を持っていたら、いくら才念先生が許すと言ってもセシル丸とはぎくしゃくしたままな未来が見えそうですが、そんな子ではなかったですからね。

彼の純粋な「2人で一緒に帰ろうね」が、セシル丸をこれまでどれほど傷つけ救ってきたか、みたいなところも観たかったなー。信羅が間者だとバラすのがちょっと急すぎた(と思っている)。

真影(演:和田雅成)のこと

早乙女流の2人は見事なまでの特撮赤青テンプレコンビ(熱いレッドとクールなブルー、みたいな)だったなーというのがまずひとつ。
真影だって、仲間の死を悲しんでいないわけじゃないと思うんですが、ようは論理的なのかな。喋ることで自分をごまかす、というのはなるほどなーと。ただ大槍に短刀で挑むのは無茶があるぞ!ひやひやしたぞ!
彼の過去に関してが一番尺割いて描かれてた気がしますが、バランス的にはあれでええのんかな。

今回に留まらず演者各位がカーテンコールでおじぎするときのおじぎの仕方が演目によって違うのがめっちゃ大好きなんですけど、まーーー当然のごとく長谷部のときと全然ちげーしついでに言えばカーテンコールでソデから出てくるとき、ほかの3人はキャッキャって出てくるのに対して絶対に走らない和田氏~~~~~!!!!!!みたいなアレ(伝われ)。
ライブパートのとき下手側通路に出てきて、下手ブロックの方を向いて人差し指で「こっちこいよ(こっち見ろよ、かも)」って顔しながら人差し指でクイッってやってた和田氏~~~~~!!!!!おまえ~~~~~!!!!!

どうしても前回見たときの姿を横に並べてしまうので、彼が短刀で戦う姿はとても新鮮でした。あとやっぱり「まっつんと矢巾……!!(共演はしてないけど)」とか、「長谷部と不動くん……!」とかいう目線でも見てしまってごめんな。
(だからってこないだのほうがよかったとかそういうことはないんやで)

ただ申し訳ないけど、多忙だろうし大変だと思うけど、彼はラ行弱いなぁと思うので、そこだけは頑張って欲しいな……。
ほかの3人も羅刹流も目立って弱い人いなかった(と思う)から目立ってたぞ、頑張れ。

翔ノ介とぶつかってるシーンで「仲間仲間仲間」って繰り返している彼を見て、脳内で長谷部が「信長信長信長!!!!」って喋りだして「お?何回言う?」とか思ったのは内緒です。すみませんでした。

翔ノ介と2人で桃色団子を仲良く食べてるとことか、見たかったな。

翔ノ介(演:植田圭輔)のこと

姿がもう「えっ二次元?」みたいな感じだったし声も下野さんに近かった(近づけてた?)印象です。
で、二代目(と、ここでは書きますが)の中じゃ植田くんが一番殺陣上手なんだと思うんですが、鯛ちゃんの前じゃ霞むね……!(悪気はない)
いやでもすごかった、一番小回り聞いてたし一番動いてた。上手から下手から、縦横無尽にめっちゃめちゃ動き回ってた印象です。
忍者といえどかなり動きづらそうな衣装なので、あれで回し蹴りするとかバク転するとか、すごかったですねぇ……。

最終決戦で真影を大羅の元に送り込むとき「俺たちようやく分かり合えたのにな!」的なこと言ってたのは一瞬「そうだっけ?」ってなりましたけど見過ごしただけかもだしね!分かり合えたのならそれでいいのです。

信羅と戦ってボロボロになった体に鞭打って最終決戦、みたいなのめちゃめちゃかっこよかったし、彼のあの「俺たち仲間だろ!!!」っていう、いわゆる戦隊のレッドみたいな、まっすぐな熱さがいいんだよね。

セシル丸(演:横井翔二郎)のこと

声帯が鳥海浩輔みがあった…………。鳥海浩輔の声帯を持つ男がこの世に2人になった……(一人目はヒロチカ氏だよ)。
普段のほわんっとした笑顔の裏に少しだけ悲しみ色が見えて、その儚さ?みたいなものが美しい方でした。
セシル丸が悲しい顔してるとわたしも悲しくなるから、これからは悪い大人に騙されずに生きてってほしいです。

あと、ライブパートのダンスのふとした仕草がすごく「セシルだ……!」って思ったりとか、ニコッと笑った顔が「セシルだ……!」って思ったりとか、この4人の中じゃ一番初代に近かったなーという印象です。プリンセスでもないわたしがいうのは烏滸がましいのかもしれないし、あまりこの手の舞台畑でお見かけしない人だから、というのもあるかもしれないですが。

「雷神!!!!!」(漢字違ったらごめんなさいね)のときのちょっと顔を歪めた、しんどそうな顔とか、好きだな~~~。
あと、終盤で音也衛門と対峙したときの、背中の刀を「スラッッ」と抜く姿が最高にかっこよかった。
人が刀を抜く姿は本当に美しいです。

羅刹流と大人たちのこと

刀ステや刀ミュもそうなんですけど、メインじゃない大人たち、あまりにもこの大人たちの存在が大きかったので、ライブパートにも出てほしかったくらいです。
ミュの和太鼓係みたいな感じで、舞台上にいてほしかったなぁ……。

才念先生(演:平野勲人)
弟子たちを導いてくれる良き師匠でありお父さんであり。
わたしの頭の中にはるろ剣の翁がひょっこり顔を出していましたが、きっとそういうポジションなんだろうなーってぼんやり思います。取り戻したかったセシル丸が蒼紫で置いてきた音也衛門が操ちゃんで、みたいな。
もう謝意忍具流ってるろ剣じゃん!みたいな(?)

と言いますか、才念先生の言葉の紡ぎ方というかセリフの運び方がスムーズかつわかりやすく聞きやすくてとても好きです……。

羅刹(演:根本正勝)
かっっっっっこよかった羅刹様!!!!
羅刹様、「俺の邪魔をするやつ/作戦を遂行出来ないやつは問答無用で殺す」マンなのに終盤で大羅の武器使って戦うとこ最高にアツイ男すぎませんか……!!!!
言葉はいらねぇ、男ってこういうもんだ、を体現していた、そんなお人な気がします。

殺陣に関しても、舞台上の誰より力強い殺陣が素晴らしかったです。他のみんなが割りと身軽に素早く戦うイメージだったので、あの足腰の力強さがたまらんかった……!やっぱライブパートで和太鼓やってほしい(振り出しに戻る)。

信羅(演:椎名鯛造)
彼を観たのは刀ステ再演ぶりですが、刀ステでの彼はあまり派手な殺陣をしてなかった印象なので、久しぶり(去年のBASARAぶり)に舞台上で暴れる鯛ちゃんを観れました。
やはり彼の殺陣・アクション・体術は一枚も二枚も上手(うわて)ですね。終盤で首跳ね起きを観た瞬間はもう「ヒッッッ」って言ってしまったよね……。
彼のアクションかっこよすぎて、二代目キャストたちの殺陣が6割位霞む……。

キャラクターとしてはおそらく羅刹流の中で一番邪念が強いというか、羅刹様に褒められることを生きがいにしているからそれ以外、周りのことも周りにいる人の気持ちも考えないというか、多分やってることはあの舞台上では一番邪悪というかゲスなんですけど、まっすぐなところは誰よりも勝っていたと思います。
そしてそのまっすぐさからの、あの熱のこもった自害のシーンですから、本当に見事でした。美しい死に様だった…。

なんでかはよくわからないんだけど、どうもわたしは羅刹流をるろ剣の志々雄一派に重ねてみているフシがあるんですね。羅刹様が志々雄で信羅が方治、みたいな。
最終的に時代に選ばれず地獄を支配すること(そのまま死ぬこと)を選んだ羅刹様と、羅刹様がいない世界で生きる意味はないと、地獄を支配するその姿を一番そばで見たいと自害をした信羅。もちろん、各キャラクターの行動や一言一句すべてがシンクロしているわけではないし、大羅が由美さんか宗次郎か宇水か、と言えばそんなことはまるで無い。
けれどなんとなく、なんとなくですよ、信羅の羅刹様絶対正義みたいなところがこう、めっちゃ戦える佐渡島方治に見えたんですよねぇ。
頭蓋骨が積み上げられた山の頂点にたっている羅刹様と、その両サイドに控える信羅と大羅、っていう、地獄に堕ちた羅刹流のシーンをやってほしかったくらいです。絶対かっこよかったに決まってる、間違いない。写真だけでも撮ってほしい。

大羅(演:白柏寿大)
大槍いいね!!!!!ずだいくんはタッパがあるので大物武器が似合いますね!!!!!

大羅は、100%悪にはなりきれてない優しい子、という印象でした。彼の”正義”が羅刹流の他の2人には伝わっていないのだなぁと思うと切なさ倍増。

大事にしたい気持ちが、大事にしたい相手に伝わらないのはとても悲しいことだけれど、その悲しみをも抱えて戦い続けなければならないから、なんか、翔ノ介あたりに話を聞いてあげてほしかったなぁ…。
彼の最期の大勝負は真影との一戦だったけれど、きっと翔ノ介ならわかってくれたのではないかなぁ……。

おわり

書きながら、『天下無敵の忍び道』は最終的にるろ剣だったのか??とか思い始めましたがそんなことはないですよ(そりゃそうだ)。

多分、舞台に地雷がない人は観て損無いと思うし、いろんな人に観てほしいなぁと思います。
この舞台が本当に素晴らしすぎて、いっぱい感想メモしたつもりが全然書けてなくて、うまいこと自分のなかでまとめられておらず思い出しながら細々した記憶を紡ぎながらで書いてるんですけど、とにかく、劇場で観れたことには本当に感謝していますし、今回の神戸遠征は結構弾丸旅行だったので神戸滞在約24時間でしたが最高に楽しかったしご飯も美味しい旅でした。
ご飯のこととかホテルのことは別途簡易旅行記書いておきたいですね(話がそれました)。

そして第二弾発表もおめでとうございます!
が、まーーーーたこの短すぎる少なすぎる公演数よ……。許されるならマスカレードミラージュもJOKER TRAPも観に行きたいのですが、はたして……。
後生ですから次からはライビュをやってくれ……。チケット取れたのは今回が奇跡すぎて、次から取れる気がしないんだ……。

どーでもいいけど初代のマスミラのキービジュ見たら、ハコがGロッソじゃないことに妙に納得しました。JOKER TRAPもきっとAiiAかなぁ。それとも銀河劇場かなぁ。今回の公演でGロッソを選んだのは、おそらくは彼らが忍者だっただからだろうなーという話です。

余談ですが物販何も買わなかったんだけど、やっぱりポーチ買えばよかった。ポーチかわいい……事後通販の囁きに勝ちたい。

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おしまい。

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