2017/06/10 |
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実写映画『 #ダブルミンツ 』公開記念 中村明日美子展/トークショー言ってきたレポ

タイトル通りのレポです。なお、当然ながら録音は禁止なので、ちゃんとした書き起こしではないです。ご注意ください。


イベントのリマインドメールで「イベントの感想、文字起こしのSNSアップは問題ございません。」ってあったので、それならばと測量野帳開いてひたすらにメモしてきましたよ。
SNSアップは問題なくてもブログアップは問題あるかな?まぁいいや。問題あったらGALLERY X BY PARCOさん、ご連絡ください。”明日美子展”でエゴサしてせこせこふぁぼってるくらいですから、きっとこれも目に留まるでしょう。多分。

5名の豪華登壇者

さて本題ですが、応募総数300超え、当選者60名という僅かな枠に入ることができました。
また、整理番号が10番台だったので、座った場所は前から3列目。終了後、「先生が死角になってて姿を見れなかった」という声を聞きました(Gallery Xは建物がきれいな長方形ではないため)し、いやもう本当に、ありがたかったです。

当初、中村先生、壱川光夫役の淵上泰史さん、麻美役の冨手麻妙さんの3名でのトークショーと告知されていたのですが、いざ蓋を開けてみると市川光央役の田中俊介さんと高校時代の壱川光夫役の川籠石駿平くんも登壇ということで、まぁ豪華なトークイベントでした。
選ばれし60人とGallery X/各所スタッフ/プレスで合計80人行かない人しかいない空間でこんなんもったいなさすぎ!と思わなくもないですがw、まぁそこはね。ありがたやありがたやということで。完成披露上映会のときもそうでしたけど、常にマイクを口元近くにおいている田中さんが印象的でした。いい子だな。

でも、↓この告知があってからは、なんか来るんじゃないのかな感はひしひしと感じていましたよw 池袋での3分の挨拶のためだけには動かないでしょうとw

トークイベント内容

急遽人数が増えた関係で?いろいろわちゃわちゃしてるところ(誰がどこに座るとか)を「すいません、今日急に人数が増えたもんで…」ってフォロー入れる田中さん、ペットボトルの水が到着したときに演者にまわしていく田中さん、自分の水を下においたあと、冨手さんのを受け取って同じく下においてくれた川籠石くん、いやはやなんだか微笑ましい感じでしたね。
あと、ここまで演者が揃ってると監督不在なのが不思議な感じしましたが、それはそれで新鮮でした。

では、以下MCの方の質問の流れに沿っていきます。

―冨手さんは明日美子先生の大ファンということですが、原画展いかがですか?
冨手さん:
「中村明日美子先生の作品は昔から大好きで、でも原画展には今日初めて来たんですけど、もうすごいです、明日またゆっくり見に来たいと思います。」

―役者陣へ質問:先生の絵の印象はいかがだったでしょうか?
淵上さん:
「絵のチカラ、というか、先生の絵からは毒みたいなものを感じるんですが、この先生のどこから(先生は小柄で華奢な方でした)この毒々しさがでるのか……聞きたいところですけど、ここは聞かないでおいたほうがいいのかなw」

田中さん:
「原画を見る機会があまりないので、原画展は嬉しいです。原画ほしい!俺あの、あれの前でも写真撮らせてもらったんですけど、ハミガキ持ってるやつ大好きなんですよね…!(※クラウドファンドのリターンの描き下ろし原画)」
淵上さん:
「いや買えるでしょ~稼いでるでしょ~2400万。」
田中さん:
「買えないですよ!!そんな稼いでないです!!www えっ2400万!?
ダブルミンツを通して先生の一ファンになれました。何回見ても好きで、僕原画展に来るの3回目で、こないだ来たときも原画展のお客さんに挨拶したりして、『今原画見てるんですけど』って感じで引かれたりもしたんですけどw」

先生のツッコミ「ちょっとうっとうしいですね…w」

川籠石くん:
「必要以上のことを描いていないのに必要以上のことが伝わってくる感じがします。僕も原画欲しいです」
(川籠石くんのコメント中、室内をキョロキョロ見てる先生を見た田中さん「先生!いま、川籠石くん喋ってますからww」)

↓田中さんがめっちゃ好きという1枚。これいいよねぇ。田中さんが表情近づけてるとこも含めてこの写真が好きだな。

―先生に質問:作品のアイディアはいつ思いつくんでしょうか?
先生:
「暮らしの中で生まれる、としか……。アンテナとかははってないです。なんかのきっかけで描きたいシーンが浮かんだらそこから作っていきます。
シーンから描くので、いざ描いてみたらそのシーンしかないってこともあるし、連載の1話目でそのシーンを描いてしまうとこのあとどうしようってなったりしますw
自分のクセとかも把握してないので、同じ名前のキャラが出てきたりします。(ダブルミンツは故意に同じ名前にしているのでそれ以外の作品の話)」

―先生に質問:余白や空間の作り方(線の少ない感じ)など、描くときのクセなどはありますか?
先生:
「昔は結構省略して描いてました、襟とか。今は結構略さずに描いてます。なので昔の原稿と今の原稿比べるとそれがわかりやすいかもしれません。スーツのカラーを描いてたり描いてなかったりします。」
(※ここ質問ちょっと違うかも すみません)

―先生に質問:アナログからデジタルに移行はしないのですか?(なぜアナログを続けているのですか?
先生:
「ただ置いてかれているってだけなんですけど、デジタルを習得している時間もないし……アナログ最後の一人になるのもいいかなって。あと、アナログだと原画展ができますから。」

(余談:ここ感動しすぎて泣きそうになった。アナログ最高。)

―先生に質問:ダブルミンツの実写化の理由や決め手は?
先生:
「監督とのやり取りで熱意を感じたから、ですかね。
最初、編集部に突然電話してきたらしいんですよ、エイジが(今回、監督をエイジと呼ぶっていうネタが流行りました)w
突然『内田といいます、映画監督をしているのですが~……』って。めちゃめちゃ怪しいじゃないですかw でもとりあえず企画書をくださいって言ったら結構まともだったんで。
わたしからしたら、実写化って別に決まらなくてもいいんで、結構いろいろ修正出しても熱意がすごかったから、ですかね」

―キャスト勢に質問:ダブルミンツへの出演オファーを受けた理由、決め手は?
淵上さん:
「もともと出演は勘違い(淵上さんは当初、マネージャーから黒みつ/市川光央での出演と聞いていた)から始まってて、ホン読みながら白ミツのほうがやりたいなぁって思ってたくらいで。最近のセクシーって言われるのはちょっと恥ずかしいですけどw
主演をやるということ、そして人を動かす監督の熱意を感じたので。2年以上も先生とやり取りして作り上げたホンなんだからいいものに決まってるし、そのホンと監督の熱意があったら断る理由ないですよね。

ボイメン・田中俊介を知らなかったのは不覚だったけれど、逆にアイドルとしての田中俊介と出会う前に駆け出しの若手役者としての田中俊介にあっているので、未だに彼がアイドルだって感覚はあまりないですね。いい瞬間に出会えました。
やるからには、原作ファンの方にも「まぁええやん」って言ってもらえるように臨みました。」

田中さん:
「マネージャーからオファーを聞いたときはびっくりしました。監督は原作があるものをやるタイプではないのに、その人が実写映画を作るということ、そしてその思いをすごく感じて、その思いに答えたいと思って即決でした。
監督から「ホントにやる?」って言われて「やらせてください」って言ったり、マネージャーからも「ホントにやる?」って言われましたけど「やる!」って言いました。なんとしてもやりたいと思いました。

お話をもらってから撮影までの1年間はずっと『ダブルミンツ』のことを考えてました。もちろんアイドル、ボイメンとしてライブしたりバラエティに出たりするときはおちゃらけたりしましたけど、そこから一歩出たらもうずっと『ダブルミンツ』のことを考えてました。この作品に惚れました、携われて幸せです。愛を込めれるなって思いました。」

冨手さん:
「監督とは『ダブルミンツ』が3本目のお仕事です。最初、風の噂で監督が『ダブルミンツ』を実写化するというのを聞いたときは、内田監督が撮るわけないって思いました。

でも原作も明日美子先生も大好きで『出たい』と思ったので、自分から取りに行きました。さり気なくLINEで『元気ですか?』とか『今度ご飯行きませんか?』って連絡とったりとか。それで、今回の出演のお話をいただけたって感じです。なので、オファーがきて決めたとかじゃなくて、自分から取りにいった感じです。
ダブルミンツの中に女性として入っていくっていうプレッシャーはあって、どうやって世界に入っていくかは考えましたけど、いざ現場に行ったら原作からそのまま出てきたみつおとミツオがいたのですんなり入ることができました。今までの内田監督作品の現場とは全く違う感じの現場でした。」

川籠石くん:
「『やっとやりたい作品が来た』って思いました。白ミツオで嬉しかった。今までは、まっすぐな好青年をやることが多くて(その役も好きですけど)、人間の狂気みたいなものを表現したいと思っていたので。
『わん』のシーン、あの空気感は震えました。心が張り詰めていました。
あと、淵上さんを尊敬していたので、そんな淵上さんの若い頃を演じることができて嬉しいです。」

―先生に質問:実写化、脚本の執筆のやりとりおいて、ここは絶対に入れてほしい言ったシーンはありますか?
先生:
「このセリフを入れてほしい」みたいなのはなかったですけど、最後の薬を飲むシーン、『薬、飲んだか?』が好きなセリフなんですが最初なくて入れてもらいました。このセリフ・シーンが入ることで、最後を闇エンドととるか光エンドととるかが出るかなって」

―先生に質問:OPERA vol.62の対談にあった、脚本を読んでありえないですねといったシーンはどこですか?
先生:
「第一稿で、みつおとミツオが草原で『あはは……!』って2人でいるシーンがあって、あのカラオケの映像みたいな感じで、なんじゃこりゃ~と思って削除してもらいましたw

ヤクザのシーンはあれでも結構削ったんですけど、カットしてもカットしてもエイジ(監督)が入れてきちゃうんですよねぇw ヤクザっぽいシーンというか、佐伯が事務所でパターゴルフをしてるシーンとかもあったんですけどカットになりました」

田中さん:
「そういえば何稿目かで、僕(黒みつ)が他の組の事務所に銃を持って乗り込んでくところ、二丁拳銃だったときありますよねwww 僕が二丁拳銃でワアアアアアって乗り込んでって弾切れになって逃げる、みたいなwww 僕覚えてますwww」

先生:
「あと2人が足を絡めるシーンなんかもありましたけどそれはカットになりましたね。」

淵上さん:
「草原のシーンカットでよかった~、あったらオファー受けてないかもしれない」

―先生に質問:撮影見学にいったときの印象は?
先生:
「最終日にしか行けなかったので断髪式しか見てないんです。いきなりコレかよ…とはなりましたw 田中さんのことは宣材写真でしか見てなかったので、俳優としての田中さんを見たなと」

田中さん:
「初対面があの日で、いいのかな(大丈夫かな)って、めっちゃ緊張しました……w」

―役者陣へ質問:撮影中の役作りやお互いのコミュニケーションなどはどうでしたか?
田中さん:
「あぁいう空気の映画なので、現場でのワイワイ感はあまりなかったです。あと、川籠石くんとは撮影日違って会ってなかったですね」

川籠石くん:
「須賀くんとは他の作品であってましたけど、高校時代の撮影のときも須賀くんとはほぼ挨拶くらいしかしていないです。ある程度の距離は取っていました。
会話は……脱ぐところ(体育倉庫から素っ裸で出て来るところ)のアドバイスをもらったり、くらいです」

冨手さん:
「黒みつとの殴り合いのシーンとかありましたけどわたしたちもあまり喋ることはなかったです。殴り合いのシーン、リハとかもちゃんとやったんですけど監督がすぐアドリブ入れるのでリハーサルと全然違ったんですよね。

みつおもミツオも第一印象はちょっと怖かったので、フランクに話しかけたりはできませんでした。」

田中さん:
「そういえばその殴り合いのシーンのリハで、僕勢い余ってペチンって叩くっていうか、手が当たってしまって、もちろん本番では当ててないですよ!でもそのリハで手が当たってしまって、すぐ謝って『全然だいじょうぶですよ』って言ってくれたのにいざ本番が始まったらめっちゃ殴られました!当ててくると思わなかったww」

冨手さん:
「ガチで戦いました!ww3倍返ししようと思って。もともと男性と女性でチカラも違うので、全力でやりましたw」

淵上さん:
「僕はどの現場でもあまり喋るタイプではなくて、今回もあんましゃべんなかったね(田中さんの方を見ながら)。でも、撮影折り返しくらいの日の昼ごはんのとき、ロケ弁食べてたんですけど、結構広い部屋なのに田中くんが僕からめっちゃ遠いとこでロケ弁食べてて、部屋の端と端でお互いロケ弁食べてるみたいなことになってたので、さすがに先輩だし…と思って『田中くん、近くで食べなよ』って話しかけました。

僕はもともと、撮影中以外は役に没頭しないというか、現場に『おはようございま~す』ってゆるく来て、芝居を真剣にやって、終わったらまた『お疲れ様でした~』って帰るタイプで。
ロバート・デニーロが構築型(日常生活から役を作り込んでいくタイプ)なのに対し、ジーン・ハックマンは気持ち型(撮影のときだけ役になりきるタイプ)で、ジーン・ハックマンがロバート・デニーロのその構築型を「なんだよそれ」って言ったって話があるんですけど、僕はそのジーン・ハックマン型なので、1年かけて役を作り込んできてた田中くんには『作り込みすぎ、思い詰め過ぎちゃダメだよ』って話はしました。」

田中さん:
「ロバート田中的には(会場シーン……)、はい、滑りましたね!」
淵上さん:
「ダダすべりです」

田中さん:
「僕は逆にその、作り込んでくタイプで、プライベートでご飯食べに行ったときの領収書を『市川光央』できったりしてました。そうしたくてしょうがないというか。
あと、ご飯食べに行くってなったときの店の予約とかも市川光央でとったりしてました。」

淵上さん:
「僕も一回、そういう経験があって。昔『ぼっちゃん』っていう映画に出たときに、長野で監督、スタッフ、役者全員で1ヶ月泊まり込んで撮影した作品なんですけど、その時の役が頭がおかしい役で。
撮影期間中、特に自分が変わっていったつもりはなかったんですけど、撮影してたら徐々にスタッフや役者が僕から離れていったんです。

主演の水澤くんにも裏でいろいろ(あいつ片付けしないよな、とか)言われてるよって聞かされたりして。役に引っ張られてたことがあったんです。監督だけはそれをわかっててくれたんですけど。

あのときは1ヶ月長野で撮影でこもってたから良かったけど、田中くんは撮影のために名古屋から来たりしてるから、職質されかねないし、危険だと思って、そういう話をしました。撮影も折り返しだったしそれでなかよくなったね」

先生:
「残念ながら職質はされてしまいましたけどねw」

田中さん:
「2回もね!ww」

―先生に質問:先生の作品では小物などなどがオシャレだったりしますが、先生自身がお好きなブランドなどはありますか?撮影で使われた衣装はブランドを指定したりはありましたか?
先生:
「好きなブランドは恥ずかしいので秘密です。衣装への口出しも特にしていないですけど、佐伯が着てたスーツが黒光りだったのは「おおっw」って思いました。
自分が買えなかった(売り切れとか金額とか)服をキャラに着せたりはしています。OPERA vol.62のエピソードでみつおに着せたライダースは、劇中衣装から撮りました。あ、着てると思って」

田中さん:
「僕それ気づきましたよ!めちゃめちゃ嬉しかった。あのライダース自前なんです。監督から撮影直前くらいに『ライダースを着せたいんだよねぇ』って言われて、自分で探しに行って買いました。
なのでOPERA読んだときめちゃめちゃ嬉しかったです。」

―先生へ質問:先生にとってBLとはなんですか?
先生:
「”男同士の恋愛”という要素が入ってれば何をしてもよい、懐の広い、自由度の高いものだと思います。BLを読んだことがない人にも読んでほしいし、『面白いよ』って言ってもらえたら。」

---

ここで大体お時間に。このあと最後締めの一言を全員から。

冨手さんは昔池袋の男装喫茶に通ってた頃、大好きだったギャルソンさんに進められてそこから明日美子先生の作品出会い、ダブルミンツとの出会いで自由の概念が変わった、ダブルミンツは人生を買えてくれた、というお話をしていました。

まだ公開1週間、これからまだまだ広げていける作品だと思うので、引き続きダブルミンツをよろしくお願いします、という感じのコメントでしたね~。このジャンルとしては異例の劇場数だと思うので頑張ってほしい。

おわり

疲れた!!!!!!!(こういう書き起こし系の記事初めてなんです。ライターさんってすごいですね。)
参加してなきゃ聞けない、書けないお話が沢山でしたから、嬉しい疲れなのだけども。

というかホントお話聞きながら演者さんたち見ながら書きながらだったのでいろいろ違ってる可能性は高いです。ごめんなさい。ナタリーさん(下にリンク貼りました)とか録音しつつ書いてるだろうからそっちのほうが正しいです。

でも中村・G・明日美子(GはGODのG)のお姿をついに拝見することができて本当に嬉しかったです…!サイン会とかもなかなかやらない方ですし、こういうイベント登壇の機会にめぐりあえたのは本当にありがたい。当選できてありがたい。ありがたさの極みです。

『ダブルミンツ』という映画は本当に素晴らしくて、見事な「実写化ってこうやるんだぞパンチ」を見ている我々に重く打ち込んでくるので、気になってる人でまた劇場に行ってない人は足を運ぶべきです。
とてもいい映画です。濡れ場もそんなにないので、痛いのが大丈夫だったら見に行くべき。是非『ダブルミンツ』という作品を感じてください。サントラも発売されました!チェロの音が素晴らしいよ。明日まではGallery Xでも買えますし、公開している劇場でも取扱があります。

以上!おしまい!
GALLERY X BY PARCOさんはまじでこの掲載がまずかったらご連絡ください。よろしくお願いします。

以下はおまけです。

本日のプレスレポートなど

田中さんの今日のブログ(どーでもいいけど、彼がここまで自身の関係イベントに足を運んでるの、珍しいみたいだね。賭けてるんだろうなぁ。)

わたしが書いたレビュー

原画展特設ページ

公式サイト

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